2025年の秋。
僕のもとへ、ひとりの20代の会社員が来た。
「NISAを始めたんですけど……正直、こわいんです。
みんな“この株が上がる!”って言うけど、何を信じたらいいのか……」
僕はその気持ちが痛いほど分かった。なぜなら──
僕もリーマンショックで、人生の“預金残高”ごと地面に叩きつけられた男だからだ。
当時の僕は、株価が上がれば「俺やっぱ天才か?」と天に舞い、
下がれば「株が悪い!」と八つ当たりする、
完全に“おバカ投資家”だった。
でもそんな僕でも立ち直れた。
だからこの記事では、あなたが「怖い」と思う気持ちを丸ごと包み込みながら、
2026年に“安心して買える株”の選び方を徹底的に教える。
1. 2025年は初心者が迷子になりやすい年だった

2025年は新NISA2年目で個人投資家がドドッと増えた。
SNS・YouTube・友達からのLINE、とにかく情報があふれかえった。
- 「高配当が最強!」ブームでみんな同じ株へGO
- 「未来の10倍株!」とYouTubeが毎日叫ぶ
- 友人が儲かった株を勧めてくる(←だいたい危険)
金融庁のデータでも、新NISA開始後に「情報量に追いつけない初心者」が急増。
日経の分析でも、NISA資金が“一部の人気株に集中している”と警告していた。
つまり2025年は、初心者が「飛びつき買い」をしやすい環境。
僕が昔やらかしたのとまったく同じ罠だ。
【財前の黒歴史】リーマンショックで全財産を吹き飛ばした“バカな俺”の話
ここでちょっと笑ってほしい。僕の黒歴史だから。
2008年、リーマンショック直前の僕はこうだった。
「株価が上がってる? よし安心!人気? よし買い!」
──翌月。
僕「なんか口座の数字、溶けてない?」
市場「うん、湯煎したよ。」
その時、唯一耐えたのが“地味で強い会社の株”。
僕「お前だけ地味すぎるだろ」
地味株「派手株よりマシ」
初心者が選ぶべき株は、派手じゃなくても“地力のある会社”。
2. 2026年の市場はどう動く?初心者が知っておくべき3つの変化

2026年の市場は、初心者にとって「落ち着き×選別の年」。
- 金利と為替で企業の強さがハッキリ分かれる
- 高配当株の“本物”と“偽物”の差が広がる
- 派手なテーマ株より、地味で強い会社が主役
初心者は“本物の強さ”を見極めれば勝ちやすい。
(参考:三菱UFJMS証券「金利と株価の関係」/日経「円高局面で強い企業」)
【元証券マンの恥】「やっちゃダメ」を自分で実践してた話
証券マン時代、僕はお客様にこう言っていた。
「流行り株は危険ですよ」
……と言いながら、自分は飛びついていた。
お客様「これ大丈夫?」
僕「大丈夫です!(根拠ゼロ)」
未来の僕「いや、お前が一番大丈夫じゃない」
そしてSNSで“推し株”を見つけてフルイン。
結果:僕ごと爆散。
そこで得た教訓はひとつ。
「説明できない株は絶対に買うな」
3. 2026年に初心者が選ぶべき「5つの条件」(財前流・一生モノの目利き術)

ここは昔の僕が100万円払ってでも学びたかった内容だ。
① 売上と利益がゆっくり伸びる会社
10倍株はキラキラして見える。
でもあれは“恋人にするには刺激的だけど、結婚には向かない人”に近い。
一方、売上と利益がゆっくり伸びる会社は“堅実で優しい伴侶”。
暴落しても慌てないし、何より裏切らない。
② 借金まみれじゃない(財務が健康)
財務が弱い会社は“パンク寸前の三輪車”。
金利上昇の2026年は高速道路を走れず即リタイア。
自己資本比率が高い=筋肉質。
暴落で強いのはいつもこういう会社。
③ あなたの生活と関わりがある会社
理解できない会社の株を持つと、
株価の上下で胃がやられる。
「この会社、何してるか説明できる?」
これだけで勝率は一気に上がる。
④ ミニ株でOK(初心者の救命具)
昔の僕は「100株買わなきゃ男じゃない」と思ってた。
はい、バカです。
ミニ株は“練習モード”。
初心者はこれ一択でいい。
⑤ 配当が安定(企業の“余裕”)
配当は企業の本音。
余裕がある会社しか続けられない。
配当は未来のあなたからの“小さな仕送り”。
4. 初心者がやる“5つの失敗”と回避法(財前が全部やらかした地獄のリスト)

① 人気株に飛びつく
人気株は満員電車。みんなが降りる時に挟まれる。
② 「安い」だけで買う
バーゲンで謎の服を買う感覚。だいたい着ない。
③ SNSを信じすぎる
フォロワー5万人の“自信”は当てにならない。
④ 決算書を見ない
漢字だらけで気絶しそうでも、売上と利益だけ見ればOK。
⑤ 初手で大金を入れる
“初めての自転車で峠を攻める”のと同じレベルで危険。
5. 2026年も強い「安定ジャンル」

- 生活インフラ(通信/電力/ガス)
人はスマホをやめない。 - 生活必需品メーカー
景気悪くても腹は減る。 - 医薬品・ヘルスケア
風邪は景気を選ばない。 - 成熟IT・BtoB
裏方の企業ほど強い。
派手さではなく、必要性がある企業が勝つ。
6. 「この株を買っていい?」判断チェックリスト(財前の10秒鑑定法)

- □ 売上が増えてる?
- □ 利益が黒字?
- □ 借金だらけじゃない?
- □ 事業内容を説明できる?
- □ SNSのノリで買おうとしてない?
- □ 10年後も生き残る会社?
全部YESなら初心者でも安心。
7. まとめ:2026年は“選べる人”が勝つ年

2026年は、SNSの大騒ぎよりも
“静かな判断”をできる人が勝つ年。
投資はギャンブルじゃない。
未来への選択肢を増やす技術だ。
もし過去に失敗してきたなら、安心していい。
失敗を自覚した人はもう勝ち組の入り口に立っている。
2026年、あなたはきっと“選べる人”になる。
【参考・引用】
金融庁「NISA特設ウェブサイト」
日本経済新聞「NISA資金の偏在」

三菱UFJモルガン・スタンレー証券「株の選び方」
SBI証券「企業分析」
https://go.sbisec.co.jp/seminar/basic/firmanalysis/



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